令和４年６月から７月にかけて防災区民組織コース　地域防災ベーシックコース、地域ステップアップコースを各３回実施しました。

　地域防災ベーシックコースは、午前中は、講義だけでなく、自宅周辺の地図を使った個人ワークを行いながら、地震や風水害がもたらす被害や対応・対策について学びました。午後は、防災区民組織の一員として、地域で取り組む対策について、講義やグループワークのほか、AEDや車椅子を使用した避難誘導体験などの演習を交えながら学びました。

　地域防災ステップアップコースでは、午前中は、各受講生が所属する町会・自治会周辺の地図を使いながら、防災区民組織として取り組む災害対応について学び、先進事例をもとに、グループごとに、防災区民組織として取り組む応急対策について考えました。午後は、講義に加え、実際の災害時を想定したグループワークを通じて、避難所開設・運営について話し合った後、地域の防災力向上を意識しながら防災リーダーとしての役割について学びました。

　受講者の方からは、「自分の居住地のハザードマップに応じた避難先が分かった」、「地域連携をもっと進める事が必要と感じた」、「頭だけの理解でなく実践での体験がいかに大切かを痛感」「避難所運営のための準備の多様性について理解できた」という意見があげられ、「しながわ防災リーダー」として必要とされる知識や考え方になどについて学ぶことができた様子でした。