
令和7年度 地域防災ベーシックコース、地域防災ステップアップコースを実施しました!
2025年09月26日
実施報告
令和7年6月から7月にかけて、「地域防災ベーシックコース」(3回)と「地域防災ステップアップコース」(2回)を開催しました。
ベーシックコースでは、地域防災リーダーに必要な基礎知識と技術を1日学びました。
午前中は、品川区における地震や大雨災害の被害想定や避難行動について、令和6年能登半島地震の事例を踏まえた講義を行いました。午後は、発災時の対応や平時の備えとして、AEDやスタンドパイプの扱い、車椅子による避難誘導、組み立てた簡易トイレに携帯トイレを設置する実習を行いました。
ステップアップコースでは、防災リーダーとして地域をリードするための知識や考え方を学びました。
午前中は、地震被害への対応や応急活動、避難生活の対策について講義とグループワークを実施しました。午後は、災害対策本部室で物品を活用した(段ボールベット等の)避難所開設ワークを行い、設営や運営の難しさをグループで体験しました。
受講者からは、
• 「自助・共助の重要性を改めて考える機会になった」
• 「共助には日ごろのコミュニケーションが欠かせないと実感した」
• 「実際に避難所を作ったのは初めてで、とても参考になった」
といった声が寄せられました。
今回のコースを通じて、受講者は「しながわ防災リーダー」としての知識や実践力を着実に高めることができました。