防災カフェ「ペットの防災~地震が起きた!そのときペットは?~」を開催しました!
2018年10月15日
実施報告
平成30年10月14日(日)に、講師に特定非営利活動法人アナイス理事長の平井潤子先生をお招きして、防災カフェを実施しました。
講座は、避難生活におけるペットの取り扱いの実態とそこで生じた課題や事前対策の必要性に関する「講話」と、参加者同士での「ワークショップ」の2部構成で実施しました。
「講話」では、過去の災害における避難所での動物飼育例について、事例を示しながら、そこで生じた課題や取り組みについてお話しいただくとともに、ペットを飼っている方の立場、また避難所で受け入れる立場の両面から、それぞれが配慮しながら、日頃から備えを進めることの重要性をお話していただきました。
「ワークショップ」では、特定非営利活動法人アナイスが開発した、ペット同行避難の課題について検討するためのHUG(ペット同行避難版)を実施し、参加者が避難所運営の立場から、様々な立場の同行避難者が避難所に来る状況下でどのような対応が必要かについてグループごとに検討しました。検討後の講評では、平成30年7月豪雨の事例を交えながら、地震災害時との対応の違いなどについて、解説いただきました。
参加者からは、「自分から動くこと、人任せにしない事、他者への配慮も大切だと痛感しました」や「他の人と協力しなければならないことを学びました」等の意見が挙げられるなど、ペット対策について理解が深まった様子でした。