令和４年７月から８月にかけて、区内に在住・通学している小学３～６年生とその保護者の方を対象とした小学生向けコースを、しながわ防災体験館にて実施しました。

　１時間目は、「地震から身を守るためには」をテーマに、地震体験車の試乗や動画などを通じて、地震でどのような被害が発生するのかを学んだ後、地震から身を守る方法や消火器の使い方、応急手当の方法についても学びました。
　２時間目は、「身の回りの危険を調べよう」をテーマに、防災マップを作りながら、地震が起こったときの自宅周辺の危険性について確認し、保護者の方と集合する場所について相談しました。また、最終日程では、高学年向けに、防災サイコロというゲームを行いました。小学生と保護者がそれぞれグループに分かれて、様々なシチュエーションで地震が起こった時のことを考え、どのような行動をとればよいのか、グループで話し合い、その内容を発表しました。
　３時間目は、「ふだんから準備しよう」をテーマに、ワークシートを使って自宅の備蓄状況の確認した後、その内容を他の参加者と共有するなど、内容盛りだくさんの講義でした。

　参加した小学生からは、「震度7を体験すると棚などが倒れてくることが分かったから家に帰って固定をする」、「食べ物・飲み物・トイレはおもったより必要で驚きました。」、保護者からは、「子供たちにも分かりやすい説明とスピード感で良かったです！」、「日頃気にしているつもりでいましたが、準備が足りない事がよく分かった」といった声を聞くことができました。