『地震発生直後、あなたはどうする?』

『地震発生直後、あなたはどうする?』

2019年09月20日
家庭の備え

揺れている間は、まず何よりも自分の身を守る行動をとりましょう。
自分が助からなければ、家族を助けることもできません。
地震発生直後の対応の基本は、次の3点です。
 〇どこにいても、大切なことはまず身を守ること。
 〇安全な場所で揺れがおさまるのを待つ。
 〇あわてず落ち着いて行動する。
また、その場の状況に応じて、以下のようなことに気を付けましょう。
 
〇自室にいたら
 ●机の下など、ものが落ちてこない・倒れてこない・移動してこない場所に入る。
 ●クッションなどの手近なもので頭を守る。
 

〇寝室で寝ていたら
 ●枕や布団で頭を守る。
 ●揺れがおさまったらスリッパなどをはいて、足元の安全を確保する。
 
〇屋上にいたら
 ●頭上を確認し、かばんなどで看板やガラスなどの落下物から頭を守る。
 ●建物や立て看板、自動販売機、ブロック塀などから離れる。
 

〇お店やビルなどにいたら
 ●太い柱や壁に身をよせて、頭をかばんなどで守る。
 ●安全を確認してその場にとどまる。
 ●係員の指示に従う。
 
〇エレベーターの中にいたら
 ●すべての階のボタンを押し、止まった階で降りる。
 ●閉じ込められたら非常ボタンを押す。
 
〇電車や地下鉄に乗っていたら
 ●急ブレーキに備えて、つり革や手すりにしっかりつかまる。
 ●車内アナウンスを聞き、乗務員などの指示に従う。
 ●将棋倒しになる可能性があるため、あわてて避難しない。
 【POINT】地下では不安になるかもしれませんが、一般的には地上よりも安全とされています。
       落ち着いて行動しましょう。
 
〇車を運転していたら
 ●交差点を避けて、道路左側に駐車し、カーラジオなどで情報収集する。
 ●緊急車両などの妨げになるため、そのまま運転し続けない。
 ●避難するときは、警察などが車両を動かせるよう、キーをつけたままドアロックをせずに
  車から離れる。連絡先メモを残し、貴重品や車両証を持って離れる。